陣痛が来ないときに試したいこと



ヨガにチャレンジ

 

 

次はヨガのすすめです。最近、産院でもマタニティヨガを採用しているところが多くあるようです。妊娠中のマタニティヨガには、心身のリフレッシュ効果の他、妊娠中のいろいろなマイナートラブルを解消してくれる効果もあります。

 

マタニティヨガのポイントは、自然な呼吸法を身につけることで、出産時の不安を軽減し、陣痛に向けた集中力をつけられる点にあります。具体的には、陣痛を促進するために、関節の動き、筋肉や骨格のバランスを整えていきます。

 

さあ、骨盤を開くヨガ「合蹠(がっせき)」にチャレンジしましょう。骨盤はいくつかの骨がつながってドーム形状を成していますが、そのつなぎ目をやわらかくするとお産に有利なのです。

 

このポーズで、後ろの大きな平たい「仙骨」と左右に張り出した「腸骨」をつなぐ「仙腸関節」をやわらかくします。

 

「合蹠」は、骨盤をやわらかく、骨盤の開閉力を高める効果があるそうです。まさに、出産を控えている人なら、必修とも言えるポーズかもしれません。

 

合踵のままで前屈すると「合蹠前屈」です。無理にはやらずに自分で倒せるところまでで結構です。コツは息を吐きながら、力を抜いて倒していくことです。胸より腰を押し出すようにしてください。かかとはしっかり合わせて引き寄せ、足の親指を持って、息を吸い入れながら、背骨を立てます。前屈は息をゆっくり吐きながらします。自然な呼吸で10~20秒維持します。