陣痛が来ないときに試したいこと



ツボ押し

 

 

安産のツボは「三陰交」だとされています。三陰交の場所ですが、まず、左右の足の裏を合わせ、あぐらをかいて、くるぶし内側の一番高い部分に人差し指をのせて、更に中指、薬指、小指をそろえて、そうすると小指の外側になる足の骨のふくらはぎ横にあります。内くるぶしから約7cmの場所です。押してみると少し痛いのでわかると思います。

 

鍼灸院で三陰交のツボをとってもらうのもいいと思います。この三陰交にお灸を据えるのも効くとされています。そもそも三陰交は、生殖器(子宮など)に深く関わっているツボであり、安産の他にも、不妊治療、逆子返しにも用いられています。指圧、お灸どちらでも安産効果があるとされています。

 

実際、このツボが婦人科疾患に多くの影響をもたらしているのです。まだ胎児が安定していない妊娠5ヶ月以前の妊婦では、流産につながる怖れもあるので避けなければいけませんが、胎児が安定する5ヶ月以降なら、安産につながるお勧めのツボとなります。

 

お灸のツボとしては他にも陣痛促進のツボとなる「大衝」があります。これは両足の甲にあります。ツボの場所は、親指と人差し指の間の骨の谷間を、足首方向に指でなぞり、骨の合流点のくぼみがそこです。

 

陣痛促進のツボなら「湧泉」もそうです。湧泉は足裏、土踏まずの少し上の中央部分にあります。薬局などで売っているワンタッチタイプのお灸なら自宅でもできます。